5th Conference for Health Care
10月27日・28日の2日間、のがみプレジデントホテルにて『5th Conference for Health Care』が開催されました。
両日ともに国内外の病院や企業などから150名を越える方が参加しました。 バージニアメイソン メディカルセンター(以下VMMC)からは、Gary Kaplan氏、Henry Otero氏、Chika Lambert氏が参加され、国内の病院、会社からも計8名の講師をお招きしました。
常に進化し続けるVMMCの取り組みの他、次のような先進的な取り組みについて発表されました。
- プロセス、人、モノ、情報を管理し徹底的にムダを排除することで生産効率を上げるTPS(トヨタ生産方式)
- 真の顧客満足と従業員満足に繋がるような組織のモチベーション向上を生むStrategic Planningの描き方
- 地域包括医療や地域連携が持続可能な医療システムとなるためのヒントとなるHub & Spokes
- 世界の医療における品質管理の在り方を抜本的に変える可能性のあるIoT(Internet of Things)
日本の医療のみならず、他業種や世界の取組みから組織とHealth Careについて議論を重ねました。
主な発表演題(カッコ内は発表者の所属施設)
- Quality Management System - Value Stream Mapping and Waste(バージニアメイソン病院)
- TPS改善の進め方(基本)(トヨタ自動車九州株式会社)
- Improving Patient Care through World Class Management(バージニアメイソン病院)
- Strategic Planning in MSF Japan *Draft(国境なき医師団日本)
- Applying VMPS to Supply Chain(バージニアメイソン病院)
- 飯塚病院の医療材料・機器管理(飯塚病院)
- Empowering Nurses to Improve Patient Care(バージニアメイソン病院)
- AIH看護師の成長を支援する教育体制~一人ひとりが輝けるために~(飯塚病院)
- Transforming the Medication Use Process with VMPS(バージニアメイソン病院)
- 待ち時間「0」を目指して~薬剤部の挑戦~(飯塚病院)
- 外来プロセスにおけるJust in Timeの導入(社会福祉法人柏芳会 田川新生病院)
- 調理プロセスにおける適正人材配置の導入(社会福祉法人柏芳会 田川新生病院)
- Using Patient Reported Outcome Measures(PROMs) to Improve Care(バージニアメイソン病院)
- 多職種情報共有システム バイタルリンク(帝人ファーマ株式会社)