10th Conference for Health Care
Conference for Health Care(CHC)は、トヨタ生産方式を病院の品質管理に導入しているバージニアメイソン病院CEOのGary Kaplan氏と株式会社麻生会長の麻生泰が日本における医療の品質管理の更なる発展と継続的学習のために2013年から共同運営の形で始まりました。Kaplan氏の退職に伴い、第10回CHCからは「日本科学技術連盟」の協力を得て、産業界と医療界の品質管理に関する学際的研究として継続することとなりました。
10回目を迎えたCHCは、3年ぶりに東京・経団連会館にて開催することができました。スポンサー企業様2社のご支援を得て、国内外の医療施設や企業より、病院長や品質管理責任者など約50名の方々にご参加いただきました。
今回も2日間にわたり、Kaplan氏と麻生泰氏による基調講演の他、品質管理に精通している企業や医療施設の皆様より具体的な取り組み事例が発表され、以下のような内容について、活発な討議が行われました。
主な発表演題(カッコ内は発表者の所属施設)
- 方針管理の質の向上を目指して!(北九州産業学術推進機構)
- 飯塚病院のTotal Quality Management(飯塚病院)
- Document Management(清水建設株式会社)
- 飯塚病院の文書管理(飯塚病院)
- The Lean Journey in Taiwan Hospitals(Taiwan Lean Healthcare Management Association)
- TQM/BSCを利用した人材育成 (総合犬山中央病院)
- 臨床工学部の業務拡大への取り組み(飯塚病院)
- 院内救急救命士の業務拡大が救命救急センターへ与える影響(飯塚病院)
- 米国医療機関から学ぶ急性期緩和ケアの取り組みと質改善(飯塚病院)
- 顧客満足を追求する商品開発プロセス(企画システムコンサルティング)
- TAVI導入にあたってのマーケティング戦略立案とPDCAサイクルの実践~導入効果を最大限にするための行動選択~(飯塚病院)
- 有事に打ち勝て!~テレワーク実現への挑戦~(株式会社TMJ)
- Goal- achieving approach 3P for TAVI/AIH(飯塚病院)
- 心理的安全性とTQM(大阪公立大学医学部附属病院)
- 飯塚病院における職員のメンタルヘルスサポートと心理的安全性の向上(飯塚病院)
スポンサー企業様
- 株式会社麻生
- 三菱商事株式会社