過去の開催実績

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6th Conference for Health Care

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 スポンサー企業様4社のご支援を得て、初めての東京開催となりました。2日間にわたり、弊院およびバージニアメイソンメディカルセンター(以下、VMMC)の具体的な取り組み事例が発表され、非常に活発な討議が行われました。※プログラムは別紙
 参加者数は114名で、昨年に引き続き、多くの方にご参加いただきました。
 VMMCからは、CEOのGary Kaplan氏、Transformation SenseiのChika Lambert氏を中心にご講演いただきました。改善に取り組むための組織作り、期待されるリーダーの役割、今後VMMCが目指す改善の方向性(「点の改善」を「面の改善」にし、さらに「立体の改善」へ進化させていくこと)、業務の「見える化」と「現状把握の徹底」の重要性などについて、詳細な内容をお話いただきましたが、毎年進化を続けるVMMCの組織力を目の当たりにしました。他にも、新しい病棟の設計に取り入れる「U-shaped cells」の解説や、メディカルスタッフにロジスティックコストを負担させないための工夫なども新しい取り組みとして紹介されました。
 弊院からは、㈱麻生の麻生泰会長を始め、医療現場で実際に働くスタッフを中心に、具体例を交えてご紹介いたしました。麻生会長の基調講演では、日本の医療の世界をもっと良いものにしていきたい、ES(スタッフ満足度)をさらに向上させていきたいという思いから、今後もTQM活動およびチーム医療の推進を一層進めていく必要があるとの強いメッセージが発信されました。
 今回、特に反響の大きかった報告は、プログラム2日目(11/10)の弊院副院長兼看護部長の森山による「看護サービス提供方式(セル看護提供方式®)変革への取り組み ~楽しく働く職場環境を目指して~」でした。本報告では、弊院のセル看護提供方式®の導入とそれに伴う効果について発表され、各医療機関からの質問が相次ぎました。昨今、話題となっている「働き方改革」が、全国の医療機関でも大きな関心を集めていることが伺えました。

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